知る努力
部下に対して、一方的に、理解を求めていませんか?
なぜ、自分の言うことが分からないんだ、なぜ、自分の思考過程を読み取れないのか、といつも部下に対して不満を抱いていませんか?
職人は、見て覚えるというのは、ある意味では的を得た哲学です。
しかし、温故知新という言葉があるように、良いことは維持し、時流に応じた新しい発想が次世代を築き、世の中に変革をもたらすのです。
日本にはいまだに年功序列の思想が深く根づいています。
目上をを尊敬し、上座に座らせる。
素晴らしいことです。
しかし、その素晴らしい思想とは対照的に、実力主義という言葉もまた、今の世を表す杓子になっている。
むしろ、そちらの方が主流になりつつある。
では、現在、目上を目上たらしめているのは、年齢だけということになりませんか?
私はそうであってはならないと思います。
互いに敬える部分を探す努力、互いを知る努力をし、なにものにもとらわれずその優れた点をほめたたえる。
相手に対して与えた行為だけが自分に帰ってくる因果応報という日本古来の思想は、古臭いけれど、完成されたロジックだと思います。
理解してほしければ、理解する努力が必要です。
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