実務に悩む新人弁護士が読むべき書籍 刑事弁護編

目次

基礎・心構え

弁護のゴールデンルール

もはや古典といっていいでしょう。
イギリスとカリフォルニア州の法廷弁護士が記した本。
150ページ程度の薄い本ですが内容は濃密です。刑事弁護の具体的な実践を学ぶにあたっての黄金律が記されています。
刑事弁護はこの本から始まります。

総論・書式

季刊刑事弁護増刊 刑事弁護ビギナーズVer.2

刑事弁護に熱意を持つ60期くらいの若手弁護士たちが作りあげたマニュアルです。
被疑者弁護から公判後まで一通りの解説と書式が網羅されており、初めての刑事弁護の際はこれを携えていればまずは安心です。

刑事弁護の基礎知識

法学教室2013年5月号~2014年4月号の連載が本書の元になっています。ケースセオリーを導く論拠をどのように組み立てるかという観点から、事例に沿って具体的な弁護における活動を考えていく本です。
ケースセオリーを意識しながら事件を処理するイメージを持つことができます。

証人尋問

実践!刑事証人尋問技術ー事例から学ぶ尋問のダイヤモンドルール

陪審員制度を前提としない日本での尋問の具体的実践が学べます。弁護のゴールデンルールの次に読むとよいでしょう。
「基礎編」で3CやCICCといった尋問の基本型を学び「実践編」では事例に基づいて実践例を学ぶことができます。
DVDが附属しており、立ち振る舞いや所作を動画で学べます。

実践!刑事弁護異議マニュアル

異議申立について根拠条文から申し立てる際の所作まで実践的な解説書です。
切り外し式異議申立例文カードが付いており、法廷で参照するのに便利です。

少年事件

季刊刑事弁護増刊 少年事件ビギナーズ

少年事件の網羅的な書式・解説書です。少年事件を初めて受任する際には必携です。

読み物

刑事弁護プラクティス-新人弁護士養成日記

著者は刑事弁護で有名な神山先生がおられる事務所の所長弁護士です。
新人弁護士がつまづき戸惑いながらも事件に取り組む様子が、ボスの暖かい視線で記されています。答えのない事件に自分なりに取り組んでいく新人弁護士の奮闘ぶりに勇気づけられます。
実務に役立つ本というよりも読み物といった方がよいでしょう。

その他

事務所にいると書店に行く時間も惜しく、書籍の購入はもっぱらアマゾンを使います。
読みたい気持ちが失せないうちに届けてくれる「当日お急ぎ便」は必須です。通常514円のサービスですが、もしアマゾンプライム会員であれば「当日お急ぎ便」を何度でも無料で使えるので便利です。