実務に悩む新人弁護士が買うべき書籍 一般・その他編

目次

実務一般

法律文書作成の基本 Legal Reasoning and Legal Writing

著者は元最高裁調査官の裁判官です。法曹の文書作法を学べる殆ど唯一の教科書。法律相談のメモの取り方から判決書まで法律実務の過程で作成する文書を網羅的に解説しています。
「法律実務家は、言葉を命とする職業です。」
<目次>
第1章 法律文書作成の基本5段階
第2章 日本の法と裁判手続の構造
第3章 相談過程の文書
第4章 訴状・答弁書・控訴状等
第5章 判決書・決定書
第6章 契約書
Appendix―文書例

事件類型別 弁護士実務ハンドブック

不法行為、賃貸借、離婚、相続、成年後見、労働、近隣関係、倒産法、インターネット、刑事弁護、少年の類型別に事例に基づき事件処理の基本を薄く広く解説する本です。初めての類型の事件受任時にざっと目を通すとよいでしょう。
書式は「書式ダウンロードコーナー」からダウンロードできます。本を買わなくても利用できます。
※書式18に間違いがあります。正しくは、「原告」は「申立人」、「被告」は「相手方」です。

若手法律家のための法律相談入門

イラストで有名な弁護士による法律相談から受任に至るまでの心得を記した本。通常であれば兄弁・姉弁に教えてもらうような「ちょっとしたコツ」が豊富に紹介されています。執筆の経緯はWebLOG弁護士中村真」で紹介されています。

リスク回避

弁護士の失敗学 冷や汗が成功の鍵

弁護士7名による共著。
過去3年分21件の懲戒事例や弁護士のヒヤリハット事例が20掲載されています。
実例から失敗原因を分析して予防策を示します。
懲戒は怖いです。自由と正義の巻末の懲戒事例に目を通すだけでなく、この本も通読することをおすすめします。

隣接分野

弁護士の周辺学ー実務のための税務・会計・登記・戸籍の基礎知識

税金については税理士、登記については司法書士、会計については公認会計士と連携する機会はたくさんあります。どのような場合にどこでアドバイスを求めるべきか、そもそもどのような税金がかかるのかなど、隣接業務の基本的な知識を習得しておく必要があります。一読しておくべきでしょう

弁護士報酬

ガイドブック弁護士報酬

必携とまでは言いませんが、弁護士報酬の相場を知りたいときに参照することがあるので備えておくと便利です。

その他

事務所にいると書店に行く時間も惜しく、書籍の購入はもっぱらアマゾンを使います。
読みたい気持ちが失せないうちに届けてくれる「当日お急ぎ便」は必須です。通常514円のサービスですが、もしアマゾンプライム会員であれば「当日お急ぎ便」を何度でも無料で使えるので便利です。